B&Gな日々

B&G財団っていう団体のスタッフが書く、徒然なるブログ

地域ぐるみで子供たちを見守る

B&G財団 広報課 鈴木 慶
 
「先生って子供だね!」
B&G財団に入職する前、学習塾に勤めていた25歳ぐらいのときのことでした。
授業後の教室で小6の生徒たちから「愛と金、どちらが大事か」とシビアな質問を受け、私は「愛でしょ!」と即答。すると、質問した女の子からそう返されてしまい、他の生徒からも「子供だ! 子供だ!」と言われながら笑われてしまいました。

当 時の私には、小学生の授業が終わると中学生の授業に向けた準備が待っていましたが、勉強が終わったばかりの小学生たちにとっては他愛のない話をする息抜き の時間になっていました。そのため、私は仕事の合間にちょっと時間を取って小学生たちと気楽にコミュニケーションを取ることに嬉しさを感じていました。気 楽に話せる「親以外の大人」になることで、子供たちの素直さに触れることができたからです。
 

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指導者養成研修の指導実習でも、子供たちと触れ合えたことが楽しかったです

 

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探せば出てくる地域のオモシロ情報!

B&G財団 広報課 進藤 博行

 

150万回も再生されている自治体のネット動画とは?

 

秋から冬への移り変わりを感じる今日この頃ですね。

ちょっと前、ネットサーフィンをしていたら、ある自治体が発信しているおもしろいムービーを見つけました。


ネット上で盛りあがりをみせていたので、すでにご覧になった方も多いかもしれません。私が最初に見たときは再生回数30万回位だったと記憶していましたが、更に情報が拡散されたようで、先ほど確認したら150万回以上に膨れあがっていました。うーん、スゴイ!!

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別に仕事をサボって見ているわけではありませんよ。
あくまでも情報担当のシゴト・・・です!

 

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高まり始めた地域住民の健康意識

海洋センターを活用した地域コミュニティの再生に関するモデル事業
熊本県 湯前町(湯前町B&G海洋センター)10月レポート

湯前町B&G海洋センター 工藤陽平
 

湯前町B&G海洋センターでは、「B&G地域コミュニティの再生に関するモデル事業」を活用させていただき、ロビースペースとミーティングルームの改修を行いました。

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改修前のロビー。受付業務のみに利用していました

 

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小さくても人が集まる機能を大切にしたい!

海洋センターを活用した地域コミュニティの再生に関するモデル事業
北海道 積丹町(積丹町B&G海洋センター)10月レポート

B&G財団事業部 大関真理子


今年度からB&G財団が新たに取組みを始めた「地域コミュニティの再生・活性化事業」について、夏を過ぎた現在の北海道積丹町の様子についてお伝えします。

積丹町は人口2,300人の小さな町ですが、総面積は積丹町半島の約4分の1にあたる238.21㎢と、とても広い面積を持ちます。夏場はウニ漁が盛んで、観光客も多く大変賑う町です。
毎年恒例の味覚まつりには2万人を超える観光客で賑わいます。

 

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モデル事業で生まれ変わったロビー。明るいキッズルームに子供たちの声が響きます

 

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すべての人が笑顔でいられる社会に

B&G財団 事業部海洋教育課
木上源太(京都府南丹市 自治体派遣研修生)

 

皆さんは、「特別支援教育」という言葉をお聞きになったことがありますか?
学校教育法の改正により、平成19年から使われるようになった言葉です。
特別支援教育とは、障害(発達障害 注1 を含む)のある子供の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援する視点に立って一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うものです。

 

以 前、私は中学校の特別支援学級で担任を経験したことがあり、塾講師や教育委員会の職員としても様々な子供たちと触れ合いながら、色々なことを学んできまし た。現在は、2015年度のB&G財団自治体派遣研修生として、これまでとはまた違った角度でたくさんの子供たちと接しています。


10月の時点で研修生活も半年が過ぎましたが、その中で特に印象的だった事業が、夏場に都内各地の小学校で実施した「水辺の安全教室」 注2 でした。

 

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「水辺の安全教室」で初めてのカヌーを楽しむ児童。
このようなマリンスポーツが自分たちの学校のプールで行えることに、誰もが喜んでいました

 

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赤ちゃんに優しい日本へ

f:id:bgblog:20151008145917j:plain ●この記事を書いた人

 美濃越香織  広報課
 ちょっぴり勝気なオツボネ系
 1児のママ

 

どうして少子化なのに待機児童が増えるの?

 先月末、厚生労働省から“4月時点での待機児童は2万3167人で、5年ぶりに増加した”ことが発表されました。「少子化なのにどうして待機児童が増えちゃうんだろう」と溜息が出てしまいますが、今年4月から「子ども・子育て支援制度」がはじまったこともあり、定員を増やしても申し込みが増えたとか保育士不足とか、いろいろ理由があるようです。

 私も、現在4歳になる娘を保育園に入れる際には出産前から「保活」をしましたが、2歳になるまでの1年間は認可保育園には入れず、市役所の窓口の方がものすご~く冷酷な人に見えたものでした。

 

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出産前からはじまる「保活」は心身ともにパワーが必要でした

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なりふり構わない「障害者アスリート 競技種目の転向促進」は吉か凶か

~ パラリンピック競技「トライアウト」開催(11/3 東京) ~

 

f:id:bgblog:20151007170945j:plain ●この記事を書いた人

 もち  まさなり    広報課長
 競技歴4年でオリンピックに出たことがある(偶然)
 でもその後は出られず、32までフリーターで過ごした 

(そろそろ顔写真を素顔に入れ替えたいと思っています) 

 

各紙「TPP大筋合意」「名張毒ぶどう酒事件」が並ぶ10月5日(月)の新聞1面、読売新聞だけが報じた記事に目を引かれました。

 

オンライン無料記事では半分までしか読むことはできませんが、紙面では“日本パラリンピック委員会は東京大会で「金メダル22個」(ロンドン大会の5個の4倍以上)を目標に掲げている”と続いています。

重点配分は合理的だし、自国開催で目標を高く掲げるのは当然のこと。

 

気になったのは次の部分。

“トップ選手の体格や身体能力に合わせ、活躍の可能性がある別の競技への「転向」も促す。”

ほほぅ。

 

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災害発生!逃げる場所はどこ? ~ 訓練で「避難所」を開設してみた! ~

ちょっと時を遡って・・・、「9月1日」は何の日かご存知ですか? 

正解! 「防災の日」ですね。

f:id:bgblog:20151008145917j:plain ●この記事を書いた人

 たま よー  海洋センター・クラブ課長
 「ヘルメット女子」としてデビューを夢見る35歳☆
 さそり座

 

みなさんの住んでいる自治体でも、防災訓練などが行われたのではないでしょうか。
「防災の日」は、1923年9月1日に発生した関東大震災にちなんで1960年に制定されたもので、この時期に襲来することの多い台風への注意喚起も含めて「災害への備えを怠らないように」との戒めが込められているそうです。

 

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B&G財団では、今年度から「避難所開設訓練」を始めました。
写真は段ボールで居住スペースの区分けをする島根県 雲南市加茂B&G海洋センター(体育館)。

 

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自分の命を他人に預ける人々 ~「セルフレスキュー」って言葉、知ってます!?~

朝晩涼しくなってきたこの頃ですが、この夏に思ったこと(今更ですが)。

 

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 もち  まさなり    広報課長
 川の安全についてテレビで語ったりもする(まれに)
 色白なので日焼けするとヒリヒリする

 

8月上旬に、伊豆のとある海水浴場へ旅行に行きました。

そこは崖に囲まれた深い湾にきれいな砂浜が広がり、波も静か。

遠浅ではないけれど、多くの家族連れが海水浴に興じていました。

まぁこの数年、何度か行ってる場所な訳です。

 

海に向かって右手は岩場で、テトラポッドの一群もあり、シュノーケリングをやりたい人には絶好のロケーションと思われます。そんな格好の人もたくさんいました。

 

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         (何度も行きたいステキなビーチなんですよね) 

 

ただ、私はやってみようとは思わなかったりします。

理由① 足のつかない所で泳ぐのは怖い。ほとんど泳げないし。

理由② そこで2014年・2015年と2年連続で子供の水難死亡事故が発生したから。

 

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広報課長の誕生日を契機に、はてなブログを始めてみた

私、B&G財団という団体に勤めています。(中途採用です)

 

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 もち  まさなり    広報課長
 10月7日生まれ
 色白なので、日焼けが苦手

 

本当は、「公益財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団」っていいますが、

余りにも長すぎて、言うたびに噛んでしまったり、

国勢調査とかの調査票や、公的な申請書なんかだと、スペースが足りなくて「アンド」くらいまでしか入らなかったり、

クライアントの偉い人も挨拶で、「ブルーシー・アンド・グリーン財団」って間違ったり、よくあります。

 

なので、「B&G財団」、「B&G」とか、さらに略して「ビージー」とか呼びます。

内部だけじゃなく、外部の人も、その方が幸せそうです。

 

でも、外部へのアポで「P&G」さんと間違われたり、知人に「P&Gで働いてるんだって?」とか聞かれちゃったりすると、訂正がメンドクサイ。

 

ところで、あなたは「B&G」って聞いたことありますか?

100人に一人くらいは、あるいはご存知かも。

歴史もあり(1973年設立)、これまで結構な額のお金(ボートレースの収益金です)を投入して「公共の利益になる」お仕事をしてきたはずですが、それにしては認知度が低いんですよね~。“知る人ぞ知る”みたいな。

 

ということで、「B&G」がどんな仕事をしているか、B&Gの職員がどんな事を考えているか、はてなブログを通じて世の人にお伝えしていきたい!と思い立ちました。

やったるで~!

 

あ、B&Gは「公益財団法人」ってことで、はてなサンの「NPO支援プログラム」を受けることができました。広告もなくてラッキー。

ありがとう、はてな。

 

それでは、「B&Gな日々」始まります~。